かなり長いです…続きからどうぞ
物語上で明らかにされている超の計画は「全世界に対する強制認識魔法」
そしてその目的は「全世界に魔法の存在をバラす」ですね
この時代を選んだのは世界樹の魔力が満ちる時であり、
世界樹の魔力を利用して全世界に対する強制認識魔法を行使し世界に魔法の存在をバラす…
しかし実際にはいろいろなことがあり魔法の存在をバラすことができないまま超は未来に帰ることになりましたね。その中で少し気になることがあったのでそれを書きたいと思います
まず計画について
計画の内容は物語上で明らかにされているのですべてだと思いますので計画のまわりのことを。
まず超自身のセリフから検証していきます
『そして今後十数年の混乱に伴って それでも起こり得る政治的軍事的に致命的な不測の事態については私が監視し調整する』
(17巻151時間目)
このセリフから
「強制認識魔法によって魔法の存在が全世界にバラされていたなら超は未来には帰ってなかった」
ということがわかると思います
つまり ○ 計画が成功 → この時代に残って自分自身で舵をとっていく
ということになると思います
一週間後の未来では学園側は何もできずに完敗していますので計画の成功は確実で超はこの時代に残ることになっていたのです
しかし一方で超は
『明日を逃せば22年後まで故郷には帰れなくなる』
(15巻132時間目)
と言っているんですね
これはあきらかな矛盾なんですが…
この矛盾を取り除けるアイテムが存在します
それは「カシオペア」です
超はネギにカシオペアを渡します
しかもそのカシオペアには罠をしかけてあったんですよね
カシオペアによる強制時間移動。計画が成功して魔法バレしてしまった一週間後の未来へとネギを送ります
一週間後へ送られたネギたちが戻ることがなければ超はこの時代を先導していったのでしょう
しかしネギたちはしぶとくも一週間後から戻ってきて超の前に立ちはだかります
そして超の計画を阻止するために戦いが始まります
○ ネギ達に勝利 = 計画が成功 → この時代に残って自分自身で舵をとっていく
● ネギ達に敗北 = 計画が失敗 → 未来に帰る
これで先ほどの矛盾が解消されましたね
「超が勝てば超自身ががこの時代を先導する」
「超は負ければ未来に帰る」
…たしかに矛盾は解消されましたが疑問が一つ浮き上がってきます
超、魔法をバラして歴史を変えたいんじゃないのか?と
これでは計画失敗の可能性が上昇しただけです
たしかにネギたちが未来から帰ってくる可能性は低かったのでしょう
しかし頭のいい超ならオコジョでさえ気づけた可能性に気づけないはずがないと思います
ではなぜ超はネギにカシオペアを渡したのでしょうか
罠をしかける以前にカシオペアがなければ計画の阻止なんてできなかったはず
現に一週間後の世界ではネギがいなかったものの学園側は何もできずに完敗している
そこにたとえネギがいたとしてもカシオペアがなければ同じ結果になっていたであろう
罠にかかって一週間後に飛ばされたからこそ超の計画への対策が立てれた
カシオペアがあったからこそネギは超にとっての最大の敵となりえた
超はネギ達を罠という形で一週間後に送ることで自分から計画の内容を教えるということをカモフラージュしている?
超からのメッセージにも強調つきで『また会おう』とありますし…
自分はこの『また会おう』の意味を「魔法バレした世界で」という意味でとっていたのですが今となってはやはり未来からもどってくることを予想しての言葉のような気がしてたまりません
ちなみに全世界に魔法がバレたとして超が未来に帰らないとなったとしたら退学届けを出さなくてもよかったのでは?という疑問が浮かぶかもしれないが
実際に世界をコントロールしていこうとするならばのんびりと授業を受ける時間(余裕)がないだろうから
計画が成功したにしろ失敗したにしろ退学届けをだす必要があったということになる
ではここでもう一つ超のセリフから
超は未来へと帰る時に
『我が計画は消えた だが私はまだ生きている ならば私は私の戦いの場へと戻ろう ネギ坊主君はここで戦い抜いていけ』
(18巻162時間目)
と言っています
これは超自身が自分が死ぬことを覚悟していたということだと思うんです。
しかし超が死ぬということはそれは必然的に計画の失敗を意味します
もし全世界への魔法バレによる歴史の改変が本当の目的であったとしたら超は死ぬことはできない、死ぬようなことがあってはならないはずです
自分は絶対に死傷者をださないようにしているにもかかわらず一人死を覚悟する
超は自分自身が死んでも仕方が無いくらいの戦いを想定していたのです
そして実際にネギと生死をかけた激しい戦いをしました
超が未来に帰ったのはネギとの戦いに敗れ計画が失敗したからなのです
○ ネギ達に勝利 → 計画が成功 → この時代に残って自分自身で舵をとっていく
● ネギ達に敗北 → 計画が失敗 → 生 → 未来に帰る
● ネギ達に敗北 → 計画が失敗 → 死
こういうことですね
だが超は自分がネギとの戦いに敗れた時点で強制認識魔法の内容を
「今日一日せめて明日一日憎しみも悲しみもなく世界が平和であるように」
という風にかえることを計画を実行する前から決めていたようである
そうすると
○ ネギ達に勝利 → 計画が成功 → この時代に残って自分自身で舵をとっていく
○ ネギに勝利 → 計画は失敗 → 未来に帰る? いや最大の敵を倒したなら計画の遂行に全力をそそぐであろうからネギに勝利なら計画は成功となるだろう
● ネギに敗北 → 敗北した時点で計画の内容が変更 → 計画は成功であろうと失敗であろうと変わらない → 生 → 未来に帰る
● ネギに敗北 → 敗北した時点で計画の内容が変更 → 計画は成功であろうと失敗であろうと変わらない → 死
しかしこの時ネギはカシオペアを持っている
よってネギがこの時点での最大の壁となったはずである
となるとネギに敗北する可能性がでてきたはずだ
これではムチャな計画にしか見えない
たとえ負ける要素が皆無だとしても本当の戦術家というのは万が一の事までも考えていなければならない(と思う。)
ここで上の「ネギに敗北した超が死んでしまった」場合について考えてみると
ネギとの戦いに敗れた時点で強制認識魔法の内容は「今日一日せめて明日一日憎しみも悲しみもなく世界が平和であるように」に変わる。この時点で計画はどうでもよくなる
そして超は死んでしまう
ではこの結果で何が変わるのか、何が変わったのか。
変わったものはただ一つ「ネギの心」ではないかと
超の望みはネギの意識改革とでもいいましょうかネギを成長させるためだったのです
罠にかかって未来に飛ばされる前のネギは「超が何か悪いことをしようとしている」と思っていた
だが未来でタカミチの話を聞いてからその考えが少しずつ揺らいできた
過去に帰ることさえ躊躇するぐらいに
そしてさらに苦悩する
悩んだ末に辿り着いた答えとは
『自分が正しいと思うことだけではこれ以上進むことはできない』
(17巻158時間目)
『僕は 僕達自身の日常のために悪を行う それを逃れられることはできない』
(17巻158時間目)
『自分が〜』のほうのセリフなんかは夕映にも同じこと言わせることで強調されていますね
そして超と相対し
『これで君は私と同じ舞台に立った』
(17巻156時間目)
となるんですよね しかもこのセリフも強調されてます
超の望みがネギの成長だったとして、なぜネギを成長させたかったのか
ここからはほとんどが想像となってしまいますが
超のもといた未来が実はネギが原因(ネギの未熟さなど)で悪くなってしまった
それを未然に防ぐため、最悪の事態を回避するために
超のいた未来がどのような世界かをかんがえるにあたっては超のプロフィールの嫌いな物としてあげられているこの3つがすべてではないかと考えています
戦争
憎悪の連鎖
大国による世界の一極支配
超のいた未来の世界はこの3つで表せれるのではないのでしょうか
それがネギの未熟さによって引き起こされた
しかし一極支配ともなるとこれはもうありふれた悲劇ではなくどちらかというと究極的事態に近くなってしまう気がしますが
「一極支配を目指し戦争をしかける大国、敗れた国では日々繰り返される残虐に膨れ上がる憎悪。憎しみは新たなる憎しみを生み…」
そして超自身も「戦争兵器として利用される子供達」みたいなかんじで…
たとえ未来といえども戦争で犠牲となるのは力の無い女性子供
だからこの時代のありふれた悲劇となんらかわらない。というところでしょうか
ただわからないのが「結果的に負けてしまった超がなぜネギパーティーに入ることさえ拒んで未来に帰ったのか」ということです
しかし超が
『明日を逃せば22年後まで故郷には帰れなくなる』
(15巻132時間目)
と言っているので何かしらの理由があって未来に帰ることは決めていたということでしょうか
あくまでもネギに敗れてなお生きていた場合に限られますが
まぁそういぅことができないからのどかのアーティファクトになったんでしょうけども
え?あー有効範囲半径5パスス(約7.4m)なんだ…じゃあ超は絶対に近づかせようとはしなかったか
成功失敗両方の今後を考えていたということは成功とか失敗とか結果が大事なのではなくそこへ至る過程がすべてなのではないだろうか
そしてその過程において得られた一番のものというのがネギの意識改革もしくはネギの成長ではないでしょうか
つまり超はネギとの戦いでネギを成長させるのが望み
まとめると
○ ネギに勝利 → ネギの意志は超の意志より強くならなかった → 計画が成功 → この時代を未来のようにさせないためにこの時代に残って自分自身で舵をとっていく
○ ネギに勝利 → ネギの意志は超の意志より強くならなかった → 計画は失敗 → 未来に帰る? いや最大の敵を倒したなら計画の遂行に全力をそそぐであろうからネギに勝利なら計画は成功となるだろう
● ネギに敗北 → ネギの意志が超の意志より強くなった → 敗北した時点で計画の内容が変更 = 計画は成功であろうと失敗であろうと変わらない → 生 → この時代はネギにまかせて未来に帰る
● ネギに敗北 → ネギの意志が超の意志より強くなった → 敗北した時点で計画の内容が変更 = 計画は成功であろうと失敗であろうと変わらない → 死 → この時代はネギにまかせる
どう転んでも超のいた未来のようにはならないように超は計画していた
恐るべき天才児です
(あくまでこの仮説が正しければの話ですが)
■まとめです
超はネギを成長させたかった
同じ立場に立たせるためにカシオペアを与え、そして自分の行うことをネギに教えるため罠を仕掛けネギを未来に送った
その結果未来でネギは超のやろうとしていることを知り、偶然?にもタカミチの話を聞くことでネギの考えは変わり始める
もしネギが未来から戻らなければ超はそのまま計画どおりに歴史を変えていくつもりだった
だがネギは未来からもどり超と戦った
それでもネギが自分に勝る器でないなら超はやはり計画どおりにいくつもりだった
だがネギは超に勝るほどの器になった
ネギが成長できたなら超は死ぬ覚悟もできていた
だが結果死なずにすみ未来へ帰る時を迎える
そして超はこう言うのである
『私の望みは既に達せられた 我が計画は消えた
だが私はまだ生きている ならば私は私の戦いの場へと戻ろう
ネギ坊主君はここで戦い抜いていけ』
そしていつかネギくんは悟るのですよ
「あのとき超さんと戦っていなければ僕の未熟さで大切な人達を失っていたかもしれない」と
この考えが浮かんでからはこの答えが正しいとしか思えなくなってしまいました
誰か助けて〜(;。;)
「あんたの考えはここが間違っている!」とか「この考えには無理がある!」とかそんなカンジの救いの手を〜
ちなみに本当に超がネギに勝つつもりならネギの背後に回ったときには「隙アリ」とは言わなかったであろう
タカミチのときは攻撃が当たった後に言っているのにもかかわらずネギの時には当たる前に言っている
カシオペアを持っているネギならたとえ当たる前だろうが当たった後だろうが強制時間跳躍弾は効かない
当たってから発動までにタイムラグがあるから
だがカシオペアを直接破壊するというのなら攻撃が当たれば勝ちなのである
だからきっと攻撃が当たる前に「隙アリ」といってくれていたならタカミチは避ける(逃げる)ことができていただろう
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