五里霧中・百合夢中

   靄の四阿

2010/09/11(Sat) 02:32

4行小説#8

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 無い。ポケットの中、鞄の中、いつもなら必ずあるはずのものがない。今、どこを探しても望みの物はあるはずがない。

 顔が青ざめるとはこんな時の事を言うのだろう、と彼女は言い訳を考えながら同時にそんなことを思っていた。

 ある程度組みあがった体の良い作り話で言い逃れようとしたその時、凛とした優しい声が背後から届く。振り返るとそこに学生証を差し出す一人の男学生がいた。

 彼女は懲りずにこう思うのだった。「運命の出会いかも」と。


tag : 創作 4行 小説

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